東京での一週間

東京の展示無事に終わりました。
いろんなことがあった一週間だった、とても長く感じた、1ヶ月くらいに感じた。
人生でこんなに夜行バスに乗ることはもうないかもしれない、カプセルホテルは信じられないくらい快適だった。
搬入の日、手荷物が多すぎて本当に後悔した、テレビを持って歩くのは本当に無謀だった、肩にアザができた。
搬入は2日かけて満足できるものになった、期間中1日だけ在廊できたがお客さんは全く来なかった、落ち込み東京の街を徘徊しアーティストの加賀美健さんの店に行き加賀美さんと話した加賀美さんは僕のようのヤバイやつにも丁寧に話してくれて好感が持てた。
加賀美さんの店を出てまたギャラリーに戻り少ししたら、その日初めてお客さんが来た、女性だった、話を聞くと昨日も来てくれたらしい「モデルの人死んだんですか?」「あなたとモデルの関係は?」その人は混乱している様子だった、なんと畔柳さんの小学校の時の同級生だった。
奇跡的なことが起きたと思った。
今は高円寺に住んでいるらしい、しかもギャラリー隣にある共同トイレに行ったときに偶然展示を見つけて中に入ったら大量の畔柳さんの写真があり混乱したらしい。
ひとしきり話したあと「展示でかかったお金これが当ていればなんとかなるよ」とチョコレートと宝クジをくれました。
僕は「明日、円盤という場所でyodoのライブがあるからぜひ行って下さい」と行って別れた。
次の日、彼女はyodoのライブに行き畔柳さんと25年ぶりに再会した。
この事実に僕はこの女性に展示を見てもらえたことで東京で展示して本当に良かったと思いました。